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夕陽が射し込んだ教室
今ここにいるのは先生と生徒
華香『翔~何で帰らしてくれないの?』
翔『こら、先生って呼べ』
華香『あはっやっぱりダメ?(笑)』
翔『ダーメ、てか華香さぁ何この点数は?』
華香『先生からの愛が足りてないからだよ』
翔『何言ってるんだよ』
コツン
華香『いったぁ…』
軽く交わされて悔しい、少し膨れっ面をしてみる
翔『はいはい膨れっ面してもダメ平均点採ろうねー』
華香『ねぇいい点採ったら結婚してくれる?』
真面目な顔して言ってみた
翔『ははっ何言ってんの?(笑)……まぁ考えてやってもいいよ?』
華香『本当?』
翔『さぁ?それより今目の前の事頑張ってみろよ……』
華香『じゃあ先生これ持ってて』
翔『お前…これお母さんの形見の指輪だろ?』
華香『いいから…卒業して先生が私と結婚したいって思ったらこれでプロポーズして』
翔『お前と結婚したいって思わないかもよ?』
華香『いいの……絶対結婚したいって思わせるから』
翔『自信たっぷりだな?(笑)』
華香『だっていい点採ったら考えてくれるんでしょ?』
自信満々な笑顔で聞いてみる
翔『まぁな…早く課題やれよ(笑)』
華香『へーい』
今プロポーズしようって思ったのはまだ内緒。
だってまだコイツいい点採ってないし(笑)
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