始動

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経緯や、私の名前やスペックなどは、追々お話します。 それにしても、あまりにふざけた生物だ。ボテンとやら… まぁ、細かい事は抜きとして、事を淡々と進めるとしましょう。 「さぁてと。まずは一番小さいのを捕獲しよう」 私は玄関を出て、夜の住宅地の道を歩き出す… 「ふっ…いたいた」 まだこちらに気付かず、私の前を私に背を向けて道の端を歩いている。 どうやら一番小さい期の2匹。 ボ「食べ物にゃいかなぁ」 ボ2「にゃいかなぁ~」 ボフッ! まずは一匹の背中に、安全靴の爪先で思い切り蹴りを。 ボ「へ!?にゃに!?」 隣のボテンが突然居なくなり、後ろを振返るもう一匹… ボグフッ! 「あっ…」 もう一匹にも同じ攻撃をしたが、振返ったせいで、口を蹴ってしまい貫通して靴に刺さったままに… 「くっ…汚いな…」 ボ「ピィ…カ…カハァ…」 とりあえず、地面にこすり付けて外したが、重傷だ。 再生復活しないように、付近にあった棒を使って二つに割り、すりつぶした。 最初に蹴ったもう一匹の方は、民家の壁に激突したようで潰れたまま気絶していた。私はそいつを袋に入れ、持ち帰った。
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