初めまして、さようなら

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…雅が教室を出て20分ほど経った。 今教室には俺ともう1人の女子しかいない。 携帯のアプリに飽きた俺は念が使えるようになるよう必死でイメージしていた。 オーラが血液のように全身を巡るイメージ… しばらくして肝心のオーラが出ていないことに気づきあきらめて目を開ける。 するとそこにはセミロングの髪をツインテールに縛った目の大きい女の子が立っていた。 ちなみに身長はかなり小さい。 「うぉえあぅぇい!!」 びっくりして俺は普段絶対発音できない声を上げた。 「…何してたの?」 ツインテールの子が変な物を見る目で聞いてくる。
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