初めまして、さようなら

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ていうかあれと雅って今考えたら確か仲良かったよな? あれと雅が仲がいいなんて信じられねぇ… そのときタイミングを見計らったかのように教室の扉が開いた。 「今皐月が凄い勢いで教室出て行ったけど何かあったの?」 そこにはポカーンとした顔をした雅が立っていた。 「雅…なんでお前は柊と仲がいいんだ?」 「え?」 俺の問いに更に雅は顔をポカーンとさせる。 「何でって…皐月は優しいし素直だし…」 なんで俺と雅じゃ柊に持つイメージがこんなにも違うのだろうか… 「雅…お前騙されてないか?」 「えっ…?」 とにかく俺こと月火竜胆と柊皐月との出会いはお互い最悪な形で幕を開けた…
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