人の弱みを握るとかなり立場が優位になる

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「うん、月火と話したいって思ってる人み~んな。知らないの?月火って結構女子から人気あるんだよ?」 そう言って雅はにっこり微笑んだ。 やべーよ、これやべーよ。 これ雅を昔から見てなかったら確実に惚れてるって。 あー、この笑顔を日本全国の男共に見せてやりたい。 きっと全員雅に惚れるだろうな… …じゃなくてえええええ!! 今雅何て言った!? 月火って結構女子から人気あるんだよ? そう言ったよなあああああ!! キタァ! 俺もう秋久に嫉妬なんかしない! これからは俺の時代だぜ! 「本当に…本当なのか雅…」 「うん、本当だよ~ 月火モテるんだから!まみちゃんとか育江ちゃんとか奈緒ちゃんとかマロンとかメロンとかポチとかアンデレッサ・ハーブ・サニルドルちゃんとか!み~んなうちのクラス何だけどね!」 聞いても誰一人顔が分からないから嬉しさがあまり湧いてこない… ていうか終盤明らか犬の名前じゃね? なんだよポチって。 逆に人の名前だったらどうなのこれ? ていうか犬の名前でもポチって妥協しすぎだろ。 考えんの面倒くさかったのか? でももうちょっと考えてあげようよ… それよりアンデレッサ・ハーブ・サニルドルって… これは逆に考えすぎだろ… 何人!?それ以外のツッコミできねーよ。
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