人の弱みを握るとかなり立場が優位になる

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「?どうしたの月火?」 困惑する俺の顔を見て不思議に思ったのか雅が口を開いた。 「いや…うちのクラスってパンチ効いてんなーって…」 「えー?そうかなぁー?」 いや、そうだろ。 逆にこれ以上のクラスあんのかよ。 クラス全員がパイロット候補のクラスよりすげーって確信できるわ。 「あー、もう着いちゃったね」 そう言う雅の顔が寂し気なのは気のせいだろうか? 話してるうちに雅の家に到着した。 ちなみに雅の家はかなりの豪邸である。 我が家の50件分はありそうだ。 「おー、じゃあまた明日な」 俺は手を振りながら歩みを進める。 すると、後ろから大きな声がした。 「明日は寝坊しないでよ~副委員長!」 そうなのだ。 雅の言うように俺は副委員長なのである。 今日は体育祭のための打ち合わせがあるため早く行かないといけなかったのだが寝坊して結局雅1人に任せてしまった。 明日も打ち合わせがあるので明日こそは寝坊できない。 って言っても俺は一切話さないんだけどね。 「よし、じゃあ明日は俺がお前を迎えに行ってやるから待っとけ」 なんで俺上から目線なの。
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