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少年は姿を確認した瞬間、走り込んでいた。
最初の一撃を怪物の腕へ。
斬られた腕は天高く宙に浮いていた。
「ば、馬鹿なッ!」
後から到着した怪物達はその光景を疑った。
二撃目は左脚に。
脚を切断され、巨体が地面に叩き付けられた。
「終わりだ」
最後の一撃で首が吹っ飛んでいた。
そして奴隷人間達の足元に転がって行った。
「ひ、ヒィィィィ!」
怪物・・・と言うより、牙の生えた人間達は何処かへ走り去ろうとした。
「考えが甘い」
少年は銃弾を二発放った。
その銃弾は的を撃ち抜いた。
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