買い出し

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それに今は魔王と同居している。 それで勇者、とか名乗るのも問題だろう。 だから今現在は、元勇者として名乗っている。 なんで転職とかしないと言うと、元勇者といえば、たいていの関所かたはとうしてくれるからだ。 誰だ!今ニートとかいったやつは! たく、ニートとかあの魔王の向こうの世界での前の職魚じゃないか……。 と、長々自己紹介を書いたが、ようするに(美女)魔王と魔界で一緒にすんでいる元勇者(現ニート)とかいう認識でいいだろう。 あれ?なんか書き足されてない? 気のせいか……。 で、なんで俺が愚痴をつぶやいていたかに戻る。 それは今日の朝。 その同居する魔王こと、ベルにお使いを頼まれたのだ。 魔王ベルに関しての紹介は話が進まなくなるんで、また何ページ後にするとして、その頼まれた内容というのがやけにおおいのだ。 なにやら新しい魔法原理(魔法を発動する際の法則みたいなもの。呪文を更正する情報の構成みたいなの)を思いついたらしく、 それがやけに強力な魔法で、城にある自給自足している材料では足りないので、その足りない材料を頼まれたのだ。 で、この王国。 カタルシス王国の4番街は市場という役割で、周りの中小王国からわんさかと物が集まる。 ちなみに世界の半分位の物が集まるとか。 だがしかし……分からない。 ここは広すぎるのだ。 一つの街でもそこら編の国ならすっぽり入ってしまう。 来たのは二回目なのだが……やっぱり駄目だ。 分からない。
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