それでもシュールな時間

エディとサム

「ヘイ、誰だい。

こんな朝っぱらから。

え。

エディ？

エディなのかい？

久しぶりだなあ。

君の結婚式以来だから、一年ぶりか。

どうだい。

ジュディーは元気にしてる？

確か、君らの旅行は、ジャパンのキョウトだったっけ。

いいよな、キョウトは。

いや、俺はジャパンは行ったことはないんだ。

一度は、ウズマサでサムライを見たいとは思ってるんだが。

そうそう、あの頃の仲間達とは会っているのかい。

ジェシカとマイケルはどうしてる？

ヒュー。

本当に？

今度結婚するって？

あの二人が？

そんな雰囲気なかったけどなあ。

顔見合わせれば、ケンカしてたし。

え、俺？

俺は、相変わらず、一人者さ。

一人が、しょうに合ってる。

所で、どうしたんだ、こんな朝早く、電話なんか寄越して。

なんだって？

悩み事？

俺に相談があるって？

オイオイ、よしてくれよ。

今日の朝食は、ハンバーガーにするかベーコンエッグにするか、迷ってるなんて相談は。

もし、その相談なら、俺はどちらもノーと答えるぜ。

朝はサラダだけだ。