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空『上見て。』
あたしは
言われた通り上を見た。
輝『わ~っ!!』
すると
空一面、星が輝いていた。
空『気に入った?』
輝『うん!!』
色々な
星が空で光輝いていた。
空『普段は、光があるからよく見えないけど…こんなにも星が輝いて見えるんだな』
輝『そうだね…』
いつも見てる
星とは違う星を見ているみたい…
同じ星なのにね…
空『来年も、またここで星を見ような。』
輝『……』
来年…
あたしは
自分の服の袖をギュッと掴んだ。
空『輝羅?』
言わなくちゃ。
空宙君なら
きっとわかってくれるハズ…
きっと
応援してくれるよね?
輝『無理かもしれない…』
空『何で?』
輝『…あたし…留学しようと思ってるの』
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