26.弱い俺

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空『俺…自分の事しか考えてなかった。』 自分さえ よければいいって… 輝羅の事は 何一つ考えてなかった。 帆『難しいよな…。輝羅ちゃんがいなくなると空宙の当たり前が変わるんだから。』 空『あぁ…』 俺の 隣にいることも… 一緒にご飯を食べる事も… 話すこともできなくなる… 普通で 当たり前の事が変わるんだ。 でも… 空『俺、強いからさ。』 帆『よく言うよ…今まで、弱音はきまくりだったじゃねーか。』 空『うるせーよ』 俺は ウーロン茶をがぶ飲みした。 帆『おー、いい飲みっぷり。』 空『おかわり。』 帆『俺も。』 それから 暫く親父と飲んでいた。 すると… 帆『やべっ!!』 空『何?』 帆『もうすぐ日にちが変わる!も、百花に殺される…』 親父は いきなりおどおどしだした。 帆『帰るぞ!!』 空『へいへい…』 相変わらず 母さんに従順な親父だ… .
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