幕末

6/14
前へ
/36ページ
次へ
咲夜「………」 そう言って障子を閉めた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 3人分の足音がドタドタと聞こえたと思うと、   カラッ 障子が開いた。 「トシと総司が見つけた子か」 体格がよい丁髷の男の人が聞く。 「ああ」 切れ長の目をした黒髪で、長い髪を後ろに結っている男の人が言った。 ジロッとこちらを見ている。 その隣には先程の人がいた。 「私は近藤勇。とりあえず、名を教えてくれないか?」 この人は信用出来そうな人だ。 目を見れば、だいたい分かるんだよね。 「桜霞 咲夜」         
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

126人が本棚に入れています
本棚に追加