現代

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そう思いながら家に帰りたくなくて、夜の街をあてもなく彷徨っていた。 「ここ…何処?」 道に迷った。 それよりおかしい。 今は冬。 それなのに目の前には、鮮やかに咲き乱れる桜の木があった。 「…狂い咲き?」 その桜だけが、光り輝いてるように見えた。 “懐かしい…” “懐かしい…?前にも見たことあったっけ?”         
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