仮面をかぶる君

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誰かの顔と声を 借りて過ごす そんな日々を繰り返しては 見つめ返す あの日を忘れはしない 自分の証であるものを 捨てたあの日を もう戻せることはない この身を粉々にしてでも 別の誰かになりたかった 現実から目を背けたくて でもそう思うのはやめた 君達の 冷めきった目を見ていたら 僕は 君達に夢を与えることを 夢にしようと思ったよ 自分が変われる奇跡があることを 何でもやろうと思えばやれることを
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