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稜「な、何だったんだ?今の光はって、あれ?」
俺は目を開けると、そこは竹林の中だった。
稜「どこだよここ。とりあえず、動くか。あ、その前に持ち物をチェックしないと。」
と俺は自分の周りにある物をチェックした。とりあえず、もっている物は、倉庫で見つけた二本の短刀とそして、
稜「紫音が見つけた。この巻物だけか。さて、動くか。」
俺は竹林の中を歩き始めた。そして、しばらく歩いていると、一つの竹の前に立っている少女を見つけた。
稜「あそこにいるのは、女の子か?とりあえず、話を聞いてみよう。」
と、俺は見かけた少女の方に向かった。すると、少女の姿がはっきり見えてきた。俺は茂みに隠れて、その少女の姿を見た。
稜「(あれ、片目に眼帯をしている。それに鎧もつけてるし、しかも、鎧の色は青、あれってまるで、・・・)」
と、俺が少女の姿を見て、考えていると、少女は突然、刀を抜き、そして、
?「はあ!」
と目の前の竹を切った。すると、竹は真ん中から真っ二つに切れた。すると、そこに、
?「月様、こんなとこにいたんですか?」
?「どうしたんだい。凛、こんなとこに?」
と眼帯の少女の所に一人の少女が来た。そして、眼帯の少女と話始めた。
?「月様がいなかったんで、探してたんですよ。っ!そんなことより月様。」
?「ええ、そうね。」
と眼帯の少女ともう一人の少女が話をやめて、茂みの中にいる。俺の方を向いた。そして、
?「そこにいるやつ出てきなさい!」
と眼帯の少女は俺のいる茂みに向かって言った。やっぱり見つかっていたとわかった俺は、
稜「悪いな。集中していたみたいなんでな。邪魔したら悪いなと思ってな。」
と言って、俺は茂みから出て、少女たちの前に、姿を現した。
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