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「お願い…痛くしないで…」
執拗に首を舐め上げられながら
胸の上の桜色に染まった柔らかい花芯をいじられて
元就は懇願した。
その手は、血の気がなくなるほどに強く寝具を掴んで
快楽に流されそうになる意識をどうにか繋ぎとめている。
元親はといえばまるで元就の肌を味わうかのように
ゆっくりと舌を這わせている最中で
だが相手の言葉に
興を削がれたらしく顔を上げると
残忍な笑みを浮かべてこう言った。
「じゃあしっかり奉仕してもらわねぇとなぁ」
言葉と同時に、
乱暴に元就の髪を掴むと
自身のものをその小さな口に押し込む。
「ひぁっ…ん…っ」
唾液が零れ落ちるのも
苦しいと元就がもがくのも
意に介することなく
鬼は元就の頭を抑えつける。
「自分のは押さえてろよ?
我慢したらあとでもっと気持ちよくしてやっから」
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