2010年7月17日

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消化器科につくとすぐに診察室に呼ばれた これだと早く帰れそうだなぁ。とか考えてた 診察室では、先生が昨日の画像を見てる 何のために? 疑問を感じながらも椅子に座る 『昨日はお疲れさまでした。それでね、昨日は気付かなかったんだけど…』そう言いながら、画像をスクロールしながら言った。 また胃でも荒れてるのかな? そんな風に簡単に考えてた…… 先生は画像を見ながら 『ここを見てくれる?これは胃なんだけどね、腫瘍があるのよね…大きさで言うと3センチはあるのよね。粘膜下腫瘍だと思う。今まで内視鏡とかしたことある?』 頷いた私に 『どれぐらい前?その時に普通じゃないって言われなかった?』 はッ?普通じゃないってなんだ? 『10年ぐらい前にして普通じゃないとかは言われなかった。てか覚えてない。うち…普通じゃないん?』 先生の『普通じゃない』って言葉が引っ掛かって聞いてみた。 『粘膜下腫瘍って言うのは普通は1.5センチぐらいなの。腫瘍の大きさが普通じゃないのよね。だからなるべく早く内視鏡で確認したいのよね。』 そう言った。 『はぁ…』 なんか頭が真っ白になった 先生はカレンダーを見ながら、内視鏡をいつするのか看護師サンと相談してる… 私の頭の中ではいろんなことを考えてた。 3月に頭痛がして嘔吐したことがあって… その時に脳外科で『未破裂脳動脈瘤』って言われてる。 次は胃? でも痛いのはお腹だよ? もしかして他にもなんかあるんかな? そう思うと、凄く怖くなった…… でも、なんだか現実じゃないような 夢でも見てるような 複雑な心境だった .
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