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まだチョコが一歳になるちょっと前の話である。
祖母の家ではミニチュアダックスフンドを飼っている。ちなみにチョコはウェルッシュコーギーのペンブロークである。
正月に祖母の家へチョコを連れてった。チョコが行った最初で最後の祖母の家になる。
「この子がチョコちゃん?可愛いねえ。」とチェリーちゃん(祖母の飼い犬の名前)がワンワン吠える中祖母がチョコを撫でる。チョコは上機嫌な顔つきになる。
チョコはチェリーちゃんと仲良く過ごしていた。夕飯までは。
夕飯の時間になる。チョコとチェリーは仲良く横に並んでご飯を待っていた。
「ご飯だよ~。」と祖母がご飯を置くと同時に食べ始めるワンコたち。
悲劇はこの時起こった。
チョコは先にご飯を食べ終わり、横からチェリーのご飯までとろうとしたのだ。
チョコとチェリーの仲はトルーマンとスターリン並みに悪くなった。
因みにチョコは自分の事をミニチュアダックスフンドと思っているのか、ミニチュアダックスフンドとは仲良くなろうとする。そして、吠えられる。
チョコよ、キミはコーギーだ。
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