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(ここは‥‥
どこだろぅ?
真っ暗だ‥‥怖いよぅ‥‥‥
僕は‥‥‥‥‥誰?)
「おい‥‥フェリシアーノ。」
「!?」
(ヴェー(汗)
突然 目の前に現れたこの男の子…
まるで知り合いの様な口振りで普通に話し掛けて来たよぉ?
それに 僕、フェリシアーノっていうんだぁ~。
黒いツバが翻った帽子に、黒いマント‥‥
あまりにも怪し過ぎて 逆に清々しいなぁ)(冷汗)
「君は誰ぇ?
なんで僕のこと知ってるの?」
「ギル兄ちゃん達が話してるのを聞いたんだ。」
(ギル兄ちゃん?)
「ギル兄ちゃんって人のことも よく解らないけど・・・
君の名前は なぁに?」
―――――――――――――――――――
(真っ暗なこの世界に
小さいけど とても強く輝いた[純白]が舞い降りた。
それは、白く可愛らしい丸っこい帽子をピーナッツバター色の滑らかな髪の小さな頭に乗せ
胸元にクロスの付いた真っ白な服を着ている 砂糖菓子のような肌の
小さな子供だった。
可愛い‥‥女の子かな?
‥‥‥‥
{名前とか正体とかは ギル兄ちゃん達が話してるのを聞いて、
だいたい解るけど・・・}
つい 話しかけちゃったけど‥‥
どうやらこの子は頭の中も[純白]らしい。
自分の名前も置かれてる状況も 何も解ってない‥‥)
「君の名前は なぁに?」
(な 名前を聞かれてる!?
…答えなきゃっ)
「神ロさ。\\\」
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