(神フェリ)シリアス(腐)✨●゚ケモン 完成

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「それに、さっきお前に教えたことは 『前の俺』が体験したことで またこれも 『今の俺』が『前の俺』の記憶を頼りに、お前に教えてたんだ。」 フェリシアーノは訳が解らな過ぎて とうとう 神ロの説明を聞くのが面倒くさくなってきてしまった。 ――――――――――――――――――― 一風変わって、何処かの研究室。 「ギルベルト博士、 教えてください。何故 貴方の親戚の子 ‥‥‥神ロ君を こんな人体実験に‥‥‥‥」 黒髪 黒目の純日本風な美青年が、ギルベルト博士と呼ばれている男に尋ねる。 「菊ちゃん(激怒)!!! そんな言い方なさすぎるぜ(怒)! ‥‥‥‥俺は‥‥‥‥ただ ‥‥ただ、まだ幼いのに死んじまった神ロに 本当の命を与えたいだけなんだっ! かつて この世を震撼させたロー帝。 奴のまつ毛の化石から 今 造り上げようとしてる『フェリシアーノ(仮)』!」 そう言いながら博士が指さした培養液には 小さな子供が、ピーナッツバター色の髪を揺らしていた。 「まつ毛の化石から 完全な身体に複製(幼児体型だけど)出来たんだぜ!! あの神秘の生命力の秘密を知ることが出来れば‥‥‥‥!!」 そう言うと、さっきの培養液のとなりの培養液に入っている 脳を見詰める博士。 「‥‥‥‥神ロぉ お前の生命維持はしといてやってるからなぁ‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥早く 俺の元に還って来てくれ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥神ロ?」 しかし、菊ちゃん と呼ばれる青年の道徳心はズタボロだった。 それでも真面目に作業(神ロ達の状態を監視)に戻った。 でも矢張、モニターを見詰める漆黒の瞳の奥は 罪悪感で埋め尽くされている。 そんな彼の瞳孔がカッ開きになった! 「ギルベルト博士!大変です!! 神ロ君の生命反応が‥‥‥‥」 「どうしたっ!?」 駆けつけた博士は モニターの中に表されてる現状に 絶望した。 「生命反応が消えてく‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥神ロが‥‥‥‥消えて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」 「‥‥‥‥博士。」 「菊ちゃん‥‥‥‥ 失敗だ。」
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