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――コレで終わりだ
そう思えるのがどれだけ快感か今分かった
今までの記憶が走馬灯のように蘇ってくるたびに僕の体はブルブル震える
今思えば僕が彼を殺そうと思ったのは、つい3ヶ月だったと思う――
それは7月18日、もうすぐ夏休みが始まる日だった。
昨日の夜は暑くてよく眠れなくてイライラしてベッドから朝早く起床していた
目が覚めたら見える僕の本棚と勉強机に周りを見ればゴミ一つ無いいつも通りの部屋
着替えて一階に降りて顔を洗ってから鑑で髪の毛の寝癖を見て水で簡単に治す。
鑑に映る僕は元々色素が薄いため外人に間違われる
だが全くモテない。何故だろうか・・・
鑑を離れて食卓机に向かう。
母さんが机に食パンとサラダを置いてくれているが母さんはいない。
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