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「あー、暇だ」
顔を洗った後はリビングのソファーに寝転び、何をするか考えていたが特に思い付かなかった。
「……霊夢んとこでも行くか」
寝巻のまま行くわけにもいかず、自分の部屋に戻り私服に着替える事にした。
霊夢とは幻想郷の巫女、博麗 霊夢(はくれい れいむ)の事であり、博麗神社に一人で住んでいる。
博麗神社は人間の里から結構離れたとこにあり、歩けば30分程で着く所にある。
なんか幻想郷と外の世界の境にあるとか霊夢が言ってたがよくわからん。
神社に行く道中では妖怪がいるので里からの参拝客は殆どいない。
霊夢とは昔からの知り合いで新聞をよく購読してくれていた。
今は文々。新聞(ぶんぶんまるしんぶん)を購読してるらしいけどな。
「……何か持ってかないと絶対怒るよな」
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