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「全く……何の為に弾幕の撃ち方を教えたと思っているのかしら……」
「まさかとは思うけど、俺に異変解決を手伝わせるために教えたんじゃないだろうな?」
「……それ以外に何があるのよ?」
俺はてっきり護身用に教えてくれたと思っていたぞ……。
俺が霊夢に弾幕を教えてもらったのが俺の親が死んでからだったかな……。
「自分の身は自分で守りなさい」とか言われて2年ぐらい霊夢の神社に泊まり込みで修行してたっけ。
あの時は優しかったんだけどなぁ……。
「それじゃあ私は昼寝をするわ……」
「……昼飯はどうすんだよ?」
「昼飯無しで生きていくなんて無理だぜっ!!」
いや、それは大丈夫だと思うんだが……。
「適当に作っといて……それじゃあおやすみ……」
そう言って霊夢は座布団を枕にして寝始めた。
やることが完璧におばさん臭いな……。
「霊夢め……一体昼飯はどうすればいいんだ……」
「んじゃあ俺が何か作るわ」
「さすが零斗!!頼りになるぜ」
こう見えても料理のスキルはかなり高いぞ?
伊達に8年間一人暮らししてないからな。
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