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『僕ね、どうしても自分から伝えたかったんだ』
『せやったんか』
『うん。
大好きだって伝えたかった‥
棘が居なくなるのが嫌だったんだ』
そっと棘は挧月の頬を撫でる、挧月は気持ち良さそうに目を細めた
『挧月ちゃんは、夜月先輩のことが好きやと思ってたから‥』
『最初は自分でも夜月先輩のことが好きだと思ってた‥
けどね、棘が合宿に行ってる間に棘に会いたいっていう気持ちが強くなっていったんだ‥
途中から手紙もこなかったしね』
『すまんな💧
あれはレターが無くなってもうて‥』
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