君と秘密の楽園で‥

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『ううん。 今はそのお陰でこういう風に棘と居られるんだもん』 にっこり棘へ微笑みかけると棘は急に真剣な顔をして挧月を見つめた 『い‥ばら?』 『俺が挧月ちゃんを守るさかい、安心してぇな 何があっても挧月ちゃんを悲しませるようなヤツがおったらそいつ等をやっつけるさかい』 『ありがとう、棘』 そっと吹く風が頬を撫で心地良い そして、隣にある温もりがさらに挧月を心地良くさせた .
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