君と秘密の楽園で‥
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『‥もし枯れるってわかっていて咲くんやったら、誰か一人でも喜ばしたいやろうしなぁ』 『そっかー』 なんとなく人間も一緒だと思ってしまった この時、挧月と棘は知らなかった‥ 自分達が禁忌を犯していることも 一刻一刻と忍び寄って来ている不幸な事件も この時の二人は ただ‥傍に居れば幸せだったのに‥ .
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