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まぁ、こいつらは良い奴なんだよ、な?
同じ特待クラスのメンツだし…ってか特待クラスって5人しかいないんだぞ?
私立綾小路学園には、特待生制度があって各学年に2つ枠があんだよ
ひとつは学力面による特待生。オレはその枠で学園に入学した。
もうひとつはスポーツ面による特待生、後ろでぶつぶつ呟いてる要は一応、スポーツ特待生で入学した、ハズ……
あとは、成績上位者3名が特待クラスの生徒になれるってわけなんだけど…
「有り得ない…な、うん」
「なにが?つか水樹、歩くの疲れたー」
「じゃ、オレの家まで迎えにこなくていいんだけど?」
にこりと微笑むと水樹は全開で黒いオーラをだしながらオレに話しかけた
「んふふ?馬鹿じゃないの水樹がいないとエロエロ男子に食べられちゃうでしょ?だから水樹は迎えにきてんだけど、明日からいいの?やめとく?」
「……すみません。」
それは非常に言えてる!
水樹がいないと、オレは真琴と要に……
「違うよぉ~大和が僕を食べてくれるんだよぉ…ね?」
ちょ、ちょっと待てやコラ!なに言っちゃってんのこの子!今どきの子ってこんなに進んでんの?ねぇ!
「Wait wait wait!大和はボクの!」
「こら!要まで何を言い出してんの!ちょ水樹どうにかしろ!」
「つか、大和は水樹の物なんですけど?だから離れて…」
「うぉおい!話が余計こんがらがるだろ!」
こんな奴らとクラスが一緒ってどうよ?オレは今にも倒れそうだよ、本当…
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