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「つーかさ、お前ら大和に近付きすぎだろ…」 なんだかんだ教室につき、5人仲良く座っていた所にノンケの先生!つかオレの唯一の味方、だが……センセー!気付くの遅い! 「席替えしましょー!水樹、大和の隣がいーいー」 「高下、お前はこないだ大和の隣だったろーが」 「センセー!席替えいりませーん!」 「ほら、楢崎もこう言ってるから今日はしないよーほら、出席とるぞー」 ねぇセンセー?今日は、って明日はするんですか?ねぇセンセー!! 「不知火真琴ー」 「ふぁーい!大和を今日も好きだよお~」 うん。その一言いらないよね… 「高下水樹ー」 「なーに?水樹は元気だよ、んふふ」 なーに?って出席だから!それ以外なんもないよ?うん解ってるよね? 「楢崎要」 「はい。」 「浜松英司ー、つか制服どうした?」 「袴だって、いいじゃないか!何か文句あんのか?」 英司、センセーが可愛そうだろ… 「大和ー。元気か?」 「元気に見えるなら元気です。」 「じゃ、大丈夫だな。ほら一時間目始めんぞー」 って、センセー!スルーしたなてめぇ… 今度絶対、訴えてやるよ!! 本当にこいつら、特待クラスなのかよ?まぁ授業中は静かだから、いいけど スッと眼鏡をかけ、黒板に集中する。 はぁ1日はまだ始まったばっかだよ。
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