3人が本棚に入れています
本棚に追加
「ばかとはなんだばk」
「あーはいはい。いつも同じ言葉でしか返せないんだから馬鹿なのよ。」
このつっけんどん野郎は声を聞いただけで分かる。
「同じクラスで成績優秀スポーツ万能の学年人気ナンバーワン、大原ちえさんじゃございませんか。」
「小説らしい説明ありがと。でも残念ながらあたしは大原ちえじゃなくて智恵です。ともえって読みます。」
どっちみち俺は名字で呼ぶからいいんだよ…。
まあさっき言ったように、こいつは同じクラスの大原。
バスケ部のエースなうえにテストでは毎回上位。
おまけに学年でも早川と同じくらい可愛くて有名ときたら。
これは俺に対する皮肉以外の何者でもないなww
べつに俺は可愛けりゃいいとは思わんがね。
ツンデレじゃないよ何いってんの!?
「いやあ、偶然だね大原くん。」
「キモいからその口調やめて。」
「俺は聞きたくもないが小説として聞こう。大原くんはどこへ行くんだい?」
キモいって言われてめげる林じゃないですよwwうぇっww
「キモいっての。じゃあ小説として答えるわ。今から部活です。あ、あと感想文用に借りた本を図書室に返しに行きます。」
ほほう。
俺とすれ違いなわけか。(部活なんて用事はしらん。却下だ却下。)
聞いててわかるだろうが、こいつの欠点は口が悪いところだ。
おかげで俺は、学年人気の可愛い子ちゃんと言い合いをしちゃったりする。
それなんてエロゲww
最初のコメントを投稿しよう!