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「あんたは相変わらず読書ばかなのね。」
ばかとはなんだばかとは。
とか思っても言わない。
僕ちん学習能力あるんだから!!☆
「今日は珍しく借りてきたんだ?」
「ああ。ちょっといろいろあってな。」
公共の物を破いたなんて言えない!!
「へぇ…。」
そいえば俺が久しぶりに借りたって何で知ってるんだ?
ま、まさか…
「エスパー!?」
「は?…どーでもいいけど、あたしはあんたと違って忙しいから。」
「んなこと言われなくてもわかってるよ。じゃあな。」
ちょっとカッコつけてみたww
これで俺も誠にww
「…死ねばか。」
自転車をこぎだした俺の背中に小さく悪態をついたらしい。
「おう。バカは長生きするから80年後な。」
大原のほうを振り返らずに手だけ振っといた。
また電柱にぶつかるのはごめんだからな。
部活かあ…。
ああいうコツコツ努力するのは俺に向いてないからな。
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