始まり

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    「ため息なんてつかないでよ。今は最悪とか思ってるでしょうけど、絶対気に入るから」   俺はまたしてもそんな母親の言葉を無視して、また眠りについた。           …こんなところ、俺は絶対に気に入らねぇ。     高校卒業したら、さっさとこんなとこ出てってやる。     寝ながら頭の中で強く誓った。    
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