32人が本棚に入れています
本棚に追加
/56ページ
ﾚｲ｢くっ!!｣
迫り来るレーザー
避けられない、そう直感した
ﾚｲ｢だったら…｣
避けられないならば
到達する前に消せばいい
切り落とし
打ち落とし
たたき落とせばいい
その考えの元、一枚のカードを構えた
ﾚｲ｢具現『ｳｪﾎﾟﾝ･ﾏｽﾀﾘｰ』｣
そのスペルカードでありったけの武器を生み出し
眼前へと迫り来るレーザーを叩き落とし
無数の武器の中から銃を選び両手に構えた
魔｢嘘だろ…｣
ﾚｲ｢嘘じゃないぶん手加減無しでおかえしだ!!｣
そう言うとマスタースパークを叩き落としたありったけの武器を射出するのと同時に
両手に構えた銃を乱射
魔｢くうっ!!｣
ﾚｲ｢当たれっ!!｣
魔理沙は避けるので精一杯
ﾚｲは反撃させまいと銃を連射
どっちも本気である
ﾚｲ｢ならばっ!!｣
銃での射撃をやめ
剣や槍を生み出し
魔理沙に向かって高速連射
魔理沙は銃弾が飛んで来ない分
軽々と避ける
魔｢やんだな、反撃させてもら―――｣
――居ない
先程まで目の前で自分に武器を飛ばしてきた青年が
自分が武器を避けている間に忽然と姿を消した
――何処へ？
その答えはすぐに出た
最初のコメントを投稿しよう！