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「そうか。残念だなあいつ。じゃあ揃ったんだし行こうぜ」
「そうだな。んじゃ取り敢えず飯行こうぜ飯。待ってたらオレもう腹減っちゃってさぁー」
そうして四人は歩きだした。
***
「もうこんな時間…か…」
四人で過ごす時は経つのが早いらしく、呟いた翔の頭上には夕焼け空が広がっていた。
「あーつっかれたー」
「でも楽しかったですよね? 裕貴君?」
「まぁなー。しかしさすがに四時間くらいぶっ続けはしんどいぞ」
「そんなに疲れてるのはお前だけだ。女の椎名と遥でさえまだ大丈夫そうなのにな」
「…………そう。…………裕貴ははしゃぎ過ぎ」
「ぐうっ……、それを言われちゃあ立つ瀬がないぜ……」
「もっと凹め」
「翔……お前何気に酷いな……」
四人の周りに笑い声が響く。
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