prologue:real.

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2135年 4月13日 『Black Days(ブラックデイズ)』 この日、謎の惑星 《shadow planet(シャドウプラネット)》が突如として地球と太陽の間に姿を現した。 専門家はこの惑星による被害はないと主張していたが、時間が経つにつれ意見を変えてきた そう……地球に影が生じ始めたからだ… 最初は日本の東京周辺に1キロあまりの夜ができただけだったのだが しだいにアメリカ、ロシア、朝鮮、イギリスなど世界各地に広がっていった 唯一の救いは地球全体ではなく各国に数ヶ所ずつ、直径数キロ~数十キロに渡る闇が出来上がっただけ……つまり日がさす場所はあるということ。 そして人々は日の当たらない地域を《chaos field(カオスフィールド)》と呼んだ。 しかし不思議な事にこのchaos fieldは全くズレない 公転しているのに影の位置が変わらないのはおかしい そして一つの結論が浮かび上がった… それが《dark force(ダークフォース)》説 惑星(shadow planet)から強力な力が流れ出していて地球の各地に影を作ったというものである。 それを証明すべく 多くの科学者が惑星を調べようとしたが 惑星の仕業なのか 何一つとして得られるものはなかった……。 そんな世界… 貧困に飢え、強盗に殺人 誰もが生きるために必死になり 様々な事件が起こってしまう。そこで結成されたのが…………
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