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ある日ふと見た
第二ボタンまで開けて
見えてる侑李の鎖骨に
赤く小さな跡
「侑李ー?」
「ん?」
「俺そんなとこにキスマつけたっけ?」
その赤い跡を指差しながら俺は言った
「…えっ?こ…これっ?」
やばいとでも言いたそうな顔で
明らかに動揺する侑李
「蚊にさされちゃってさ!」
「…蚊?」
「そう、蚊!」
「……」
俺にはすぐわかったよ?
君の
嘘
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