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鼓動が高まる。
里「えっと…その……」
里穂は顔を赤くしたままもじもじしていた。
仁「…………何?」
それがじれったくて聞いた。
意を決したのか里穂は顔をもっと赤くしながら言った。
里「今週の土曜日うちきませんかっ!!!」
仁「は!?」
里「おっ…おおお泊まりで!!」
泊まりぃぃぃぃい!!?
無理っ抑えられる自信ない。
仁「……悪い」
里「予定でもあった……?」
仁「いや……ないけど…もう三年前と同じことは繰り返したくない。嫌なんだろ?」
里「誰がいつ嫌なんて言ったのよ!そりゃあの時は突然で驚いたけど……いつかはって思ってたし。それにっ」
仁「なんだよ」
里「高3でしっしたことないのっっあたしだけなんだよっ!!?」
仁「お前…そうゆーこと俺に言うなよ…っ」
里「だだだだって本当のことなんだから!!…………仁とじゃなきゃヤダもん……」
里穂は顔をタコよりも真っ赤にして言った。
その姿が愛しくて可愛くて……
俺は笑いながら里穂を抱き寄せた。
里「なっなにがおかしいのよ!!」
仁「いや。可愛いなと思って」
里「そうゆーこと言わないでよっ…//バカ。」
そう言いながらも里穂は俺に抱きついてきた。
また可愛いと思ってしまった。
これってただのバカップルなのかな……
とにかく………
時間が止まればいいと思うほど
本当に幸せだった……………
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