第二章 ◇ 幼なじみ

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仁「尾川となにはなしてきたの?」 里「大学のこと。………と」 里穂は話づらいのかもじもじしていた。 仁「せっかくいいもの持って来たのに言わないならあげない」 意地悪してみた。とゆうよりヤキモチ焼いた。 里「えぇっいいもの!?」 仁「いらないならいいよ。」 里「いります!欲しいです!……あのっっ二度目の告白されちゃいましたぁぁぁぁぁあ!」 仁「……そんな気はしてたけど。」 里「あっでもっ気にしなくていいからね?ちゃんと断ったし……あたしが好きなのは仁だけだからね?」 里穂が急に好きだとか言うから赤面してしまった。 不意打ち………… 仁「里穂………目。閉じて?」 俺が言うと里穂は何も言わずに目を閉じた。 俺は里穂の白い首にネックレスをつけた。 仁「いいよ」 里穂は目を開けるとネックレスを見てまた泣き出した。 里「…うっ………じ…ん」 首につけられたネックレスを指に絡め大泣きしだした。 仁「まだ…こんなんしかあげれないけど……二十歳になったらさっ…相川里穂になってくれる?」 里「……っうんっっ!当たり前じゃん!!」 里穂は俺に抱きついてきた。 そして俺たちはキスを交わした。 俺のプロポーズを里穂は受けてくれた。 でも……… 俺はこの約束を守れなかったんだ………………… .
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