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里『仁。卒業おめでとう』
仁『里穂こそ卒業おめでとう』
誰もいない教室で僕たちは微笑み合ってキスを交わした。
それが間違えだったのかもしれない。
気づいたときには里穂を押し倒していた。里穂の目からは涙が出ていて……初めて自分の過ちに気づく…
里『……や…やめて………』
…震えてた………小さな体で……
このとき僕は確信したんだ……
キミは離れていってしまう――――と。
ただキミのことが好きだった。なのに………僕がキミを傷つけてしまった中3の卒業式。
僕にとって
最低最悪な思い出となってしまった…………
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