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里「…仁っ遅いぃ!」
仁「悪い。」
大学の入学式はスーツなので今日はスーツ姿。
里穂のスーツ姿は大人っぽい。
里「仁っっすんごく似合ってる!!」
仁「里穂も大人っぽい」
里「ありがと」
里穂は微笑んだ。
きれいだと思った。
「あっ!仁くーん!!」
後ろから誰かが抱きついてきた。
里穂は言うまでもなく驚いていた。
彩「仁くんっっ!!会いたかった!!!」
仁「……彩…離せ」
彩「やだぁ!……この人は?」
彩は里穂に気づいたのか聞いてきた。
仁「俺の彼女。だから離せ」
彩「ふーん」
彩はまじまじと里穂を見る。
里「なっなんですか?」
里穂は耐えきれなくなったのか言った。
彩「胸ないしどこにでもいる普通の子ね」
仁「は?」
だんだんイライラしてきた俺。
仁「里穂行くぞ」
逃げるかのように俺は里穂の手を握り引っ張っていった。
里穂に関して見下したように言った彩にカチンときた。
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