第二章 ◇ 幼なじみ

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里「…仁っ遅いぃ!」 仁「悪い。」 大学の入学式はスーツなので今日はスーツ姿。 里穂のスーツ姿は大人っぽい。 里「仁っっすんごく似合ってる!!」 仁「里穂も大人っぽい」 里「ありがと」 里穂は微笑んだ。 きれいだと思った。 「あっ!仁くーん!!」 後ろから誰かが抱きついてきた。 里穂は言うまでもなく驚いていた。 彩「仁くんっっ!!会いたかった!!!」 仁「……彩…離せ」 彩「やだぁ!……この人は?」 彩は里穂に気づいたのか聞いてきた。 仁「俺の彼女。だから離せ」 彩「ふーん」 彩はまじまじと里穂を見る。 里「なっなんですか?」 里穂は耐えきれなくなったのか言った。 彩「胸ないしどこにでもいる普通の子ね」 仁「は?」 だんだんイライラしてきた俺。 仁「里穂行くぞ」 逃げるかのように俺は里穂の手を握り引っ張っていった。 里穂に関して見下したように言った彩にカチンときた。 .
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