第三章 ◆ 彩の気持ち

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月日が流れるのはとても速い。 気づけばもう冬になってた。 あれから彩は必要源しゃべりかけてこなかった。 里「じーん!今日帰りによりたいところあるんだけどいい?」 仁「別に。いいけど」 里「じゃぁ約束ね!」 里穂は満面の笑みで言った。 ――――――――― ――――― 仁「里穂帰るぞ」 里「あっうん!」 里穂はカバンを持ってついてきた。 仁「今日どこよんの?」 里「ふふふっ雑貨屋さん」 仁「何買うの?」 里「ひっみつ~!」 仁「いいじゃん。教えろよっ!」 里「クリスマスになったらね!!」 仁「ふ~ん?」 里穂は上機嫌だった。 里「てゆーか!クリスマス再来週じゃんっ」 仁「だな。ホテル予約した…どっか行く?」 里「うんっ!!行きたいっ」 仁「決まり。約束な!」 里穂はニコニコしながらクリスマスの話を楽しそうにしていた。 クリスマスの日…………。 里穂と交わした約束。 俺は楽しみで仕方なかった。 でも………… 俺は………守れなかった……… .
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