第四章 ◇ クリスマス

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朝になり隣ではまだ里穂が寝ていた。 俺は服を着ながら里穂に話し始めた。 本当は起きてる気がしたから………… 仁「……里穂。……ずっと一緒にいるって言ったのに………約束守れなくてごめん…………弱くて…ごめん…………」 涙が出そうになった。 仁「………愛してる…里穂」 俺は里穂にキスをした。 最後のキス…………… 仁「里穂…さよなら……」 パタン…… 俺は里穂が目覚める前にホテルをあとにした。 外は寒くて我慢していた涙が流れ落ちた………… 愛してる…………… 愛してる……… もう 離れていても… そばにいられなくても…… 誰よりキミを愛してる……… その想いが涙となって流れ落ちた…………… .
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