第五章 ◆ 出逢い

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あれからどれくらい泣いていたのかわからない。 男のくせに情けないよな… 俺はそんなことを考えながら病院をあとにした。 空は俺の気持ちとは裏腹に雲一つないきれいな青色が広がっていた。 また……里穂と一緒にいれる日がくるんじゃないかって期待してた自分に虚しくなった。 もう次に進み出した里穂と 立ち止まったままの俺……… もう…… 俺たちの道が 気持ちが 交わることは……………… なくなったんだ…………… .
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