第五章 ◆ 出逢い

4/10

41人が本棚に入れています
本棚に追加
/65ページ
大学についてからも花とずっと話していた。 花は明るく話してくれるから馴染みやすかった。 花「そういえば仁くんっ彼女いたよね?!」 仁「……………っ」 俺が黙り込んでしまったので花は少し困っていた。 花「ごめんねっ!!あっそーだ!メルアド交換しよ?」 花は笑顔で話をそらしてくれた。 俺は携帯を取り出し赤外線で交換した。 花「暇なときメールするね!仁くんといい友達になれそう!」 「「花~!おはよっ」」 俺たちが2人で歩いていると後ろから2人女が花に抱きついてきた。 花「おはよっ!」 花は笑顔で返す。 「あのねっ昨日っ花のおかげで彼氏と仲直りできたよ!!」 花「本当に!?よかったねぇっ!」 花はその話を聞いて自分のことのように喜んでいた。 たぶん花はみんなの中心的存在。 「ねぇ花っこの人は?」 1人が俺に気づいて花に聞いた。 花「今日お友達になったの!いい人だよ!」 「あっお前たちまた抱き合ってるし」 話していると今度は2人男子がきた。 「げっ涼太!いいじゃない!花かわいいんだもん!」 花「涼太くんおはようっ!」 「はよっ!あれ?花、蒼わ?」 花「蒼は今日遅れるって!たぶん寝坊!」 「またかよっ」 「花っ涼太はいいからこの人紹介して!!」 もう一人の女が俺を見てきた。 花の周りにはたくさんの人が集まる。 花「この人は相川仁くん!今日お友達になったの!」 摩「よろしくっあたしは鈴木摩耶(すずきまや)!!摩耶って呼んでね!」 晴「あったしは相沢晴菜(あいざわはるな)!晴でも晴菜でもなんとでも呼んじゃって!」 海「俺は乙矢海里(おとやかいり)!よろしくっ!仁って呼んでい?」 涼「最後俺~!杉本涼太(すぎもとりょうた)!よれしくな!仁」 仁「よろしく。」 次々とみんなは自己紹介をしていった。 みんないい奴ですぐにとけ込めた。 .
/65ページ

最初のコメントを投稿しよう!

41人が本棚に入れています
本棚に追加