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"あいつお前の話するときいつも泣きそうな顔するんだ"
和樹のその言葉が頭から離れない。
突然和樹から呼び出されて聞いた里穂の話。
里穂にはずっと笑顔でいてほしい…
そう願ってたのに……………
泣かせてたのは俺なんだ………
――――――――――――
――――――
仁「海里…俺ダメかもしんね……」
海「…………仁」
俺は窓の外を見ながら言った。
新の言葉が呪いのように頭から離れない。
海「………進み出すチャンスじゃん……あとはお前が決めろ」
海里は俺の頭をくしゃくしゃにした。
里穂のこと好き…………
でも……
俺のせいで里穂は泣く………………
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