第六章 ◇ 想い

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"あいつお前の話するときいつも泣きそうな顔するんだ" 和樹のその言葉が頭から離れない。 突然和樹から呼び出されて聞いた里穂の話。 里穂にはずっと笑顔でいてほしい… そう願ってたのに…………… 泣かせてたのは俺なんだ……… ―――――――――――― ―――――― 仁「海里…俺ダメかもしんね……」 海「…………仁」 俺は窓の外を見ながら言った。 新の言葉が呪いのように頭から離れない。 海「………進み出すチャンスじゃん……あとはお前が決めろ」 海里は俺の頭をくしゃくしゃにした。 里穂のこと好き………… でも…… 俺のせいで里穂は泣く……………… .
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