第七章 ◆ 道

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一年が過ぎ………大学の卒業式。 俺はどうにか卒業することができた。 花たちもみんな。 晴「蒼っ花!来月結婚式でしょ!!?」 涼摩「「おめでとっ!」」 蒼「……ちょいまてっお前らなぜ同じ指輪をつけて手を繋いでいる!!?」 摩「なぜって…」 摩涼「「付き合ってるから!!」」 全「「「えぇぇぇぇぇっっ!!!」」」 みんなは大声で叫んだ。 海「ダブルでおめでたじゃん!」 晴「いや!トリプルだね!」 仁「なんで?」 晴「あたし今お腹に子供いるの!!」 全「「「はぃぃぃぃい??!」」」 晴「はははっママになっちった!」 晴菜は笑顔で言う。 こんな風にみんなで集まるのも今日で最後。 花と蒼は結婚してアパートに住むらしい。 涼太と摩耶は会社に就職した。 晴菜は子育てに熱中するらしい。 海里はアメリカに行くとか。 ようやく夢を見つけたらしい。 俺はというと地元を離れ北海道にある会社に就職する。 みんな自分たちの道を歩き出す。 海「おい!仁。里穂ちゃんが呼んでるぞ」 海里が俺の肩を叩き里穂の方を指さした。 里穂…………… .
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