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朋也「おまえが言ったんじゃないかよ」
春原「あのさ、岡崎…」
春原「ただでさえ、ここのところ、連中との関係が穏やかじゃなくなってるんだからさ…」
朋也「派手に散ろうぜ」
春原「後、一年残ってるよっ!」
朋也「おまえ、そうやって、ビクビク暮らしてくのな」
春原「あのね…」
春原「僕だって、一対一なら引くことはないさ。
たとえ相手がラグビー部だとしてもね」
春原「けど、周りは全部ラグビー部の部屋…」
春原「こんな場所で事を起こした日にゃ…分が悪すぎるよ…」
春原「でも、まぁ、卒業間際になったら、派手にやるのもいいね」
春原「そん時は、岡崎、僕の背中はおまえに任せるぜっ」
朋也「ラッキー、ザックリいくな」
春原「くるなよっ!いけよっ!」
朋也「だって、俺、ラグビー部側だぜ?」
春原「いつからだよっ!」
朋也「いや、そん時だけ」
春原「はい!?なんでよっ!?」
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