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春原「共に過ごしてきた僕らの二年間は一体何よっ!ええっ?」
どぉんっ!
壁が揺れた。
続けざま、「静かにしろぉっ!」と怒鳴り声。
春原「ひぃっ」
朋也「蹴り返してやろう」
春原「やめてくれぇっ!」
朋也「おまえ、超ビビリな」
春原「おまえな…僕の立場に立ってみろよ…」
泣いている…。
春原「頼むから、ここでは大人しくしててくれ」
朋也「あ、ああ…」
その迫力ある惨めさに気圧されてしまう。
もぐもぐ…
俺は壁と万年コタツに挟まれた狭い空間に腰を落ち着けて、弁当を食べ始めていた。
朋也「悪い、お茶」
春原「出ねーよっ!」
朋也「だから悪いって、言ってるじゃん」
春原「頭下げようが、出ねぇよっ」
春原「おまえ、ここが食堂かなんかと勘違いしてない?」
朋也「おまえの部屋だろ。
わかってるよ」
春原「ああ」
朋也「そして、おまえは、小間使いだ」
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