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春原「ぜんぜんわかってないっすね」
朋也「頼むよ、買い忘れてきたんだよ」
春原「自分で行くという発想は、浮かばないのかよ…」
朋也「だって、おまえ、俺に命を助けられてからというもの、俺の役に立ちたくて、仕方がなかったんだろ?」
春原「そんな裏設定は隠されていませんっ」
朋也「俺が助けた後、おまえ、言ったじゃん」
朋也「春原という男は、あの時死にました…」
朋也「今ここにいるのは、あなたにお仕えする、ただのお茶くみなのです…てさ」
朋也「はい、お茶」
春原「壮大な嘘つくなっ」
朋也「じゃあ、最後のお茶でいいから」
春原「最初も最後もねぇよっ」
朋也「いや、感動的だせ。
これ聞いたら、おまえは、絶対入れたくなるな」
朋也「大怪我を負ったおまえは、もう助かりそうもなかった」
朋也「そのおまえに、のどが渇いた俺は、お茶くみを命ずる」
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