404人が本棚に入れています
本棚に追加
どっかの偉人が言っていた。
“縞パンは2次元のみだ”と。
“3次元で履くことは許されないんだ”と。
だが思う。
パンツが見れるなら俺はなんでも良いんじゃないかと。
だから理不尽にも蹴られたが、これはこれで良しなんじゃないかと頭で置き換えられてしまう。
あんなお子様とまではいかないが、未発達ボディをしてる女の子の下着を見れただ……
「グブッ!」
肺に何か強烈な衝撃を喰らい、身体中の空気が口から出てきた。
衝撃の方を見ると、裏拳を構えた紗織がいた。
「エロい顔でアタシと肩を並べて走らないでくれる?アタシの評判が落ちる。堕ちる。墜ちる」
何故落ちるを三回言った……。
「花織、行くわよ」
「えっ……でも……ヒロ君が……」
「あんな変態放っとけば良いのよ」
紗織は花織の手を握りながら、ずんずんと足を進めて言ってしまう。
だが言いたい。
お前が引っ張ってる花織の方が絶対に変態だ。
最初のコメントを投稿しよう!