さぁ始まるでざま(ry

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  私、小宮山浩二は“奇妙”な双子を知っている。 どれくらい奇妙かと言うと、健全な男子高校生の前でBLを語る父親や、実の妹に恋しろと勧める母親が存在したりするレベルの変人さだ。 ちなみに俺の父親はBLなんて単語知らないはずだし、俺に妹なんていないからそんなことを勧める母親もいない。 だからこそ言える。 あの双子は変人だと。 一人はそれなりに常識はわきまえてるが、自分が世界の中心と考えてるイタイお方であり、ワガママで世間一般ではツンデレと呼ばれる属性に属してるらしい。 ちなみにデレを見たことは一度もない。 もう一人は一人称が『ボク』であり、人見知りが激しく、幼なじみであり隣人でもある俺にすら一歩引いて接するような娘だ。 ここまでなら奇妙な要素は感じられないが、彼女には決定的な奇妙要素がある。 そう、『露出癖』があるのだ。 しかも無意識という素晴らしい特典付き。 そんな奇妙というか頭を抱えさせる様な双子との生活をご覧あれ。
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